爪を作りあげている成分ケラチン
女性にとって爪をきれいに見せることはとても大切です。しかし爪は薄くなったり、折れて欠けてしまったりするときれいに見えなくなってしまいます。そのため、爪のお手入れは大切です。
爪は、手や足の指を守るために皮膚が進化してできたものです。歯や骨のように硬いものですが、これらとはまるで違いますし、カルシウムを主成分として作られているわけでもありません。
皮膚は、タンパク質が角質化したものである“ケラチン”という物質でできています。ケラチンには、硬ケラチンと軟ケラチンの二種類があります。このふたつの違いは、硫黄を含むシスチンというアミノ酸が、どのていどケラチンに含まれているかということになります。皮膚は軟ケラチンで作られていて、髪は硬ケラチンで作られています。爪はどうかというと、硬ケラチンと軟ケラチンの両方で作られています。そのため爪は、皮膚と髪の中間の性質を持っているといえるでしょう。
爪の成分としては、炭素が半分ほどで、酸素と、窒素が2割ずつほどを占めています。ほかに水素や脂質、ミネラルがふくまれています。
爪は髪と近い物質であるため、髪に良い栄養素は爪にも良いといえます。ケラチンはタンパク質が変化したものですので、タンパク質を取ることは重要です。とくにコラーゲンが有効だとされています。
また、ビタミンA、B、C、D、Eなど各種のビタミンも必要です。さらにカルシウム、鉄分、マグネシウムなどのミネラルも重要な成分となっています。
美しく丈夫な爪
爪のおしゃれを楽しむためにメイルケアは欠かせないものですが、外側からのケアだけでは美しく丈夫な爪をつくることはできません。爪も皮膚同様、体の細胞からつくられるものですから、美しい爪を手に入れたい人は外側からのケアに加えて、細胞をつくったり活性化させるような栄養素を含んだ食材に注目して、普段の食事に加えると良いでしょう。
ネイルアートの使い分け
ネイルをする時には大きく3種類の方法があります。装着が簡単で自爪を気にせず長さを出したりアートを楽しむことができるのがチップです。スカルプチュアは家事等に強く、強度を出したい時に適しています。薄くて綺麗な仕上がりを求めるならばジェルが良い方法です。
ネイルケア用品
寒さが厳しいこの季節、乾燥からのダメージを防ぐためネイルケアが重要になります。 用品としては、指先の乾燥を防ぐネイルオイルというものがあります。指先は乾燥しやすいため、きれいで滑らかな指先にするためにはオイルが効果的です。 ほかにも様々なネイルケア用品があり、手の指先まできちんとケアを行うことで周りに好印象を与えることが出来ます。少しずつ出来ることからはじめてみましょう。